あなたは「土日に株取引をしたいけれど、できるのかな?」と思ったことはありませんか?結論、土日は証券取引所が休場のため、通常の株取引はできません。この記事を読むことで土日でも株の注文を出す方法や、週末に投資家がやるべきことがわかるようになりますよ。ぜひ最後まで読んでください。

1. 土日に株取引ができない理由

1. 土日に株取引ができない理由

証券取引所の営業スケジュールとは

株取引は東京証券取引所などの証券取引所を通じて行われています。

投資家は証券会社に注文を出し、証券会社が取引所で株式の売買を執行する仕組みです。

そのため、証券取引所が休業している日は株取引ができません

日本の証券取引所は月曜日から金曜日までの平日のみ営業しており、カレンダー通りに運営されています。

土日や祝日は休場日となる仕組み

土曜日・日曜日・国民の祝日は証券取引所の休場日です。

土日祝日には株式市場が完全にクローズし、リアルタイムでの株取引は一切行えません

これは日本の株式市場だけでなく、世界中の多くの市場でも同様の仕組みになっています。

ただし、証券会社によっては土日でも注文の予約を受け付けているため、翌営業日に向けた準備は可能です。

年末年始の大納会と大発会について

年末年始も株式市場は休業日となります。

12月31日から1月3日までは休場日となり、平日であっても取引はできません

年末最終の取引日は12月30日で「大納会」と呼ばれ、1年の取引を締めくくる日です。

年始最初の取引日は1月4日で「大発会」と呼ばれ、新年の取引が始まります。

これらの日が土日と重なった場合は、前営業日や翌営業日に変更されます。

お盆期間でも取引できる理由

日本の証券取引所にはお盆休みがありません。

8月のお盆期間中でも、土日祝日でなければ通常通り株式市場は営業しています

同様に、クリスマスやゴールデンウィークも基本的にカレンダー通りに稼働します。

海外の証券取引所とは異なり、日本市場は祝日以外の平日であれば取引可能です。

2. 株取引ができる時間と基本ルール

2. 株取引ができる時間と基本ルール

前場と後場の取引時間を詳しく解説

東京証券取引所の取引時間は前場と後場に分かれています。

前場は9時から11時30分まで、後場は12時30分から15時30分までです

11時30分から12時30分までの1時間は昼休みで、取引が一時停止します。

この時間帯を「ザラ場」と呼び、リアルタイムで株価が変動しながら売買が行われます。

2024年11月からの取引時間延長について

2024年11月5日から取引時間に重要な変更がありました。

後場の終了時刻が15時から15時30分へと30分延長されました

この変更により、海外投資家の利便性が向上し、より透明性の高い価格形成が期待されています。

同時にクロージング・オークションという新制度も導入され、15時25分から15時30分の間に終値が決定されるようになりました。

価格優先と時間優先の原則

株式市場では公平な取引を実現するため、明確なルールがあります。

「価格優先の原則」では、買い注文は高い価格が優先され、売り注文は低い価格が優先されます

また、成行注文は指値注文より優先されるため、確実に取引を成立させたい場合は成行注文が有効です。

「時間優先の原則」では、同じ価格の注文が複数ある場合、早く出された注文が優先されます

この2つの原則により、市場の透明性と公平性が保たれています。

約定日と受渡日の違いとタイミング

株式取引では約定日と受渡日という2つの重要な日があります。

約定日は売買が成立した日、受渡日は株式と代金の受け渡しが行われる日です

受渡日は約定日から2営業日後となります。

例えば月曜日に約定した場合は水曜日が受渡日ですが、金曜日に約定した場合は土日を挟むため火曜日が受渡日になります。

成行注文と指値注文の使い分け

株の注文方法には成行注文と指値注文の2種類があります。

成行注文は「いくらでもいいから買いたい(売りたい)」と値段を指定しない注文方法です

取引が成立しやすいメリットがありますが、予想外の価格で約定する可能性があります。

指値注文は「○○円より安ければ買いたい」と値段を指定する注文方法です

希望する価格で売買できますが、条件に合う相手方がいなければ取引が成立しません。

3. 土日でも株式の注文を出す方法

3. 土日でも株式の注文を出す方法

取引所の休日でも注文予約ができる仕組み

土日祝日に株取引はできませんが、注文を出すこと自体は可能です。

証券会社の多くは休日でも注文を受け付けており、翌営業日に向けた取引予約ができます

これにより、平日の日中に時間が取れない会社員でも株式投資が可能になります。

休日にじっくりと銘柄を分析し、冷静に注文を出せるメリットもあります。

休日に出した注文の執行タイミング

休日に出した注文は翌営業日に執行されます。

日曜日に注文を出した場合、月曜日の寄付き(9時の取引開始)で執行されます

ただし、成行注文で出した場合の約定価格は月曜日の始値になるため、金曜日の終値とは異なる可能性があります。

週末に相場に影響を与えるニュースがあると、月曜日の始値が大きく変動することもあるので注意が必要です。

当日注文扱いと翌営業日注文扱いの違い

証券会社では注文の受付時間によって扱いが異なります。

証券取引所の取引時間外でも注文を受け付けており、受付時間によって当日注文扱いか翌営業日注文扱いになります

例えば、夕方から早朝までの時間帯に出した注文は翌営業日の注文として処理されます。

各証券会社によってサービス時間が異なるため、利用前に確認することが大切です。

週末の注文が月曜の寄付きで約定される流れ

週末に成行注文を出した場合の流れを理解しておきましょう。

金曜日15時30分以降に出した成行注文は、月曜日の寄付き価格で約定します

株式市場は金曜日の15時30分から月曜日の9時まで閉まっているため、その間の注文は月曜日に執行されます。

月曜日の寄付き価格は、週末の材料や海外市場の動向によって金曜日の終値から大きく変動することもあります。

4. 土日や夜間に取引できるPTSの活用法

4. 土日や夜間に取引できるPTSの活用法

PTSとは何か?時間外取引の基礎知識

PTSは「Proprietary Trading System」の略で、私設取引システムのことです。

証券取引所を介さずに株式の売買ができる仕組みで、取引時間が長いことが最大の特徴です

日本ではジャパンネクストPTSとCboe PTSの2つのシステムが稼働しています。

ただし、PTSは証券取引所の営業日のみ利用可能なため、土日祝日は利用できません

夜間取引が可能な証券会社とサービス時間

PTSで夜間取引ができる主要証券会社は3社です。

SBI証券、楽天証券、松井証券がジャパンネクストPTSを利用した夜間取引に対応しています

デイタイムセッションは8時20分から16時頃まで、ナイトタイムセッションは17時から23時59分までです。

松井証券では翌朝2時まで取引可能で、業界最長の取引時間を提供しています。

PTS取引のメリットと注意点

PTS取引には大きなメリットがあります。

夕方以降や夜間に株取引ができるため、日中忙しい会社員でもリアルタイムで取引が可能です

また、15時30分以降に発表される決算情報などにいち早く反応して取引できます。

呼値の単位が東証の10分の1から1000分の1と細かく、より有利な価格で取引できる可能性もあります。

流動性が低い場合のリスク

PTS取引には注意すべきデメリットもあります。

取引参加者が日中の取引所取引に比べて圧倒的に少ないため、流動性が低くなります

そのため、希望する価格で約定しにくい場合があります。

大口の注文によって価格が大きく変動するリスクもあるため、取引する銘柄は慎重に選ぶ必要があります。

流動性の高い銘柄や出来高ランキング上位の銘柄を選ぶことがポイントです。

5. 週末の投資家がやるべきこと

5. 週末の投資家がやるべきこと

相場を離れて冷静に分析する重要性

週末は取引から一度離れて冷静になる絶好の機会です。

平日は相場の値動きに翻弄されがちですが、土日は落ち着いて投資を見直せます

マーケットから離れることで客観的に取引実績を分析し、今後の戦略を練ることができます。

感情的な取引を避け、リスク許容度を冷静に確認することが重要です。

週明けに備えた情報収集の方法

週末は翌週に向けた情報収集の時間です。

週末に発表された決算情報や企業のプレスリリースをチェックしましょう

また、政治・経済のニュースや世界情勢の変化も株価に影響を与えます。

土日に大きな材料が出た場合、月曜日の株価が大きく動く可能性があるため、情報収集は欠かせません。

海外市場や米国株の動向チェック

日本市場は土日休場ですが、海外市場の動向は重要です。

米国市場の動きは日本株に大きな影響を与えるため、週末の米国株の動向を確認しましょう

米国株式市場の取引時間は日本時間の23時30分から翌朝6時(サマータイムは22時30分から5時)です。

週末に世界経済に大きな変動があると、月曜日の日本市場にも波及します。

取引実績の振り返りと改善点の洗い出し

週末は自分の取引を振り返る時間に充てましょう。

過去の取引を分析し、成功した取引と失敗した取引のパターンを見つけ出します

なぜその取引で利益が出たのか、なぜ損失が出たのかを冷静に分析することが成長につながります。

テクニカル分析のスキルを磨いたり、チャートを研究したりするのも週末の有効な過ごし方です。

金曜日の値動きと週末リスクへの対策

金曜日の取引には特有の傾向があります。

土日をまたいでポジションを持ち越したくない投資家が多いため、金曜日の後半は手仕舞いの動きが出やすくなります

特に毎月第一金曜日には米国雇用統計の発表があり、相場が大きく変動することがあります。

週末に金融ショックや地政学リスクが発生すると、月曜日の寄付きで株価が大きく変動する可能性があります。

週末にポジションを持ち越す場合は、こうしたリスクを十分に考慮して判断しましょう。

まとめ

  • 土日祝日は証券取引所が休場のため、通常の株取引はできない
  • 年末年始は12月31日から1月3日まで休場だが、お盆期間は平日なら取引可能
  • 東証の取引時間は前場9時~11時30分、後場12時30分~15時30分(2024年11月から延長)
  • 土日でも注文の予約は可能で、翌営業日に執行される
  • PTSを利用すれば夜間取引が可能だが、土日祝日は利用できない
  • PTS取引ができる主要証券会社はSBI証券、楽天証券、松井証券
  • PTSは流動性が低いため、希望価格で約定しにくい場合がある
  • 週末は相場から離れて冷静に取引実績を分析する絶好の機会
  • 週明けに備えて企業の決算情報や経済ニュースをチェックする
  • 金曜日の後半は手仕舞いの動きが出やすく、週末リスクに注意が必要

土日に株取引はできませんが、週末を有効活用することで投資成績の向上につながります。休日にしっかりと準備をして、翌週の取引に備えましょう。

関連サイト
日本取引所グループ

投稿者 torise

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