あなたは「情報処理検定の正式名称がわからない」と悩んだことはありませんか?結論、情報処理検定には複数の種類があり、それぞれ主催団体によって正式名称が異なります。この記事を読むことで、各検定の正式名称や履歴書への正しい書き方がわかるようになりますよ。ぜひ最後まで読んでください。
1.情報処理検定の正式名称とは

情報処理検定にはどんな種類があるのか
情報処理検定と呼ばれる資格には、実は複数の種類が存在します。
主に高校生が受験する検定試験から、社会人向けの国家試験まで、さまざまなレベルと目的の検定があります。
代表的なものとして、日本情報処理検定協会が実施する検定、全国商業高等学校協会(全商)が実施する検定、全国工業高等学校長協会(全工協)が実施する検定などがあります。
それぞれの検定は対象者や難易度、評価される分野が異なるため、自分が取得した検定がどの団体のものかを正確に把握することが重要です。
各検定試験の正式名称一覧
各団体が実施する情報処理検定の正式名称を以下にまとめます。
- 日本情報処理検定協会:「日本語ワープロ検定試験」「情報処理技能検定試験(表計算)」「情報処理技能検定試験(データベース)」など
- 全国商業高等学校協会:「ビジネス文書実務検定試験」「情報処理検定試験」
- 全国工業高等学校長協会:「情報技術検定」「パソコン利用技術検定」
- 国家試験:「情報処理技術者試験」(ITパスポート試験、基本情報技術者試験など)
履歴書に記載する際は、これらの正式名称を正確に記入する必要があります。
主催団体によって異なる正式名称の違い
同じ「情報処理検定」という名称でも、主催団体によって内容や評価は大きく異なります。
例えば、全商の「情報処理検定試験」は商業高校生を対象としたビジネス実務に関する内容が中心です。
一方、全工協の「情報技術検定」は工業高校生向けで、プログラミングやハードウェアに関する技術的な内容が重視されます。
日本情報処理検定協会の検定は、誰でも受験できる民間資格として、実務的なパソコンスキルを測定します。
このように、同じような名称でも試験内容や対象者が異なるため、履歴書には必ず主催団体名を含めた正式名称を記載しましょう。
ビジネス系と工業系の情報処理検定の違い
情報処理検定は大きく分けてビジネス系と工業系の2つに分類されます。
ビジネス系の検定(全商など)は、オフィスソフトの操作やビジネス文書の作成、データ処理などの実務的なスキルを評価します。
事務職や営業職を目指す方には、ビジネス系の検定が有利です。
工業系の検定(全工協など)は、プログラミング言語の知識、アルゴリズム、コンピュータの仕組みなど、技術的な内容を重視します。
IT技術者やシステムエンジニアを目指す方には、工業系の検定が評価されやすい傾向があります。
自分のキャリアプランに合わせて、どちらの系統の検定を取得するか選ぶことが重要です。
2.履歴書への正しい書き方

正式名称を記載する際の基本ルール
履歴書の資格欄には、必ず検定試験の正式名称を記載しましょう。
略称や通称で書くと、採用担当者が正確な資格内容を判断できない可能性があります。
例えば、単に「情報処理検定」と書くのではなく、「全国商業高等学校協会主催 情報処理検定試験」のように主催団体名も含めて記載します。
正式名称を記載することで、資格の信頼性が高まり、あなたの誠実さも伝わります。
資格の正式名称が不明な場合は、合格証書や認定証を確認するか、主催団体の公式サイトで調べましょう。
級や部門を正確に書く方法
検定試験には級や部門が設定されていることが多いため、それらも正確に記載する必要があります。
例えば、「情報処理検定試験 第1級 ビジネス情報部門」や「日本語ワープロ検定試験 準2級」のように具体的に書きます。
級や部門を省略してしまうと、どのレベルの資格を持っているのかが伝わりません。
特に複数の級を取得している場合は、最も高い級のみを記載するか、すべて記載するかを判断しましょう。
一般的には、最も高い級のみを記載することが多いですが、複数記載することで学習意欲をアピールすることもできます。
取得年月日の記載方法
資格欄には、検定試験の合格年月を必ず記載します。
記載形式は「○○年○○月 取得」または「○○年○○月 合格」とするのが一般的です。
例:「2023年6月 全国商業高等学校協会主催 情報処理検定試験 第2級 取得」
西暦と和暦のどちらを使用するかは、履歴書全体で統一しましょう。
取得年月日を記載することで、資格の有効性や学習時期を採用担当者に伝えることができます。
合格証書に記載されている日付を正確に転記することが重要です。
複数の情報処理検定を持っている場合の書き方
複数の情報処理検定を取得している場合は、それぞれを別の行に記載します。
記載する順番は、取得年月日の古い順(時系列順)にするのが一般的です。
例:
- 2022年11月 日本情報処理検定協会主催 情報処理技能検定試験(表計算)3級 取得
- 2023年6月 全国商業高等学校協会主催 情報処理検定試験 第2級 取得
- 2024年3月 情報処理技術者試験 ITパスポート試験 合格
関連性の高い資格をまとめて記載することで、あなたの専門性をアピールできます。
ただし、資格欄のスペースが限られている場合は、応募する職種に最も関連性の高い資格を優先的に記載しましょう。
履歴書記載時のよくある間違いと注意点
履歴書に情報処理検定を記載する際、よくある間違いをご紹介します。
主な間違いとして以下があります:
- 略称や通称で記載してしまう(「情報処理検定」だけでは不十分)
- 主催団体名を省略してしまう
- 級や部門を記載しない
- 取得年月を記載しない
- 複数の資格を1行にまとめてしまう
これらの間違いを避けるためには、合格証書を見ながら正確に転記することが大切です。
また、資格名が長い場合でも省略せず、正式名称を完全に記載しましょう。
誤字脱字がないか、提出前に必ず確認することも重要です。
3.主な情報処理検定の正式名称と特徴

日本情報処理検定協会の検定試験
日本情報処理検定協会が主催する検定は、実務的なパソコンスキルを測定する民間資格です。
主な検定試験には以下があります:
- 日本語ワープロ検定試験(1級~4級、初段~10段)
- 情報処理技能検定試験 表計算(1級~4級、初段~10段)
- 情報処理技能検定試験 データベース(1級~3級)
- 文書デザイン検定試験(1級~4級)
- ホームページ作成検定試験(1級~4級)
これらの検定は誰でも受験可能で、年齢制限もありません。
実務で即活用できる技能を習得できるため、事務職や一般企業への就職に有利です。
試験は全国の指定会場で随時実施されており、受験しやすい環境が整っています。
全国商業高等学校協会主催の検定試験
全国商業高等学校協会(全商)が主催する検定は、主に商業高校生を対象とした資格です。
代表的な検定試験:
- ビジネス文書実務検定試験(1級~3級)
- 情報処理検定試験(1級~3級、ビジネス情報部門・プログラミング部門)
- 簿記実務検定試験
- 商業経済検定試験
全商の情報処理検定試験は、ビジネス実務に必要な情報処理能力を測定します。
1級ビジネス情報部門では表計算ソフトを使った実務的な問題が出題され、1級プログラミング部門ではプログラミングの基礎知識が問われます。
商業高校在学中に取得する生徒が多く、就職時に一定の評価を受けることができます。
全国工業高等学校長協会主催の検定試験
全国工業高等学校長協会(全工協)が主催する検定は、工業高校生向けの技術系資格です。
主な検定試験:
- 情報技術検定(1級~3級)
- パソコン利用技術検定(1級~3級)
- 計算技術検定
- 基礎製図検定
情報技術検定では、コンピュータの基礎理論、プログラミング、ハードウェアの知識が問われます。
特に1級では、C言語やJavaなどのプログラミング言語の理解が必要とされます。
技術系企業やIT企業への就職を目指す場合、全工協の検定は技術力の証明として評価されます。
工業系の進路を考えている方には特に有用な資格です。
国家試験としての情報処理技術者試験
情報処理技術者試験は、経済産業大臣が認定する国家試験です。
主な試験区分:
- ITパスポート試験(iパス)
- 基本情報技術者試験(FE)
- 応用情報技術者試験(AP)
- 情報セキュリティマネジメント試験(SG)
- その他高度試験(ネットワークスペシャリスト、データベーススペシャリストなど)
これらは民間の検定試験とは異なり、国が認める公的な資格です。
履歴書に記載する場合は「情報処理技術者試験 ITパスポート試験 合格」のように試験区分まで明記します。
IT業界への就職・転職では最も高く評価される資格の一つです。
特に基本情報技術者試験以上の資格は、IT技術者としての基礎知識を証明する重要な資格となります。
4.情報処理検定が就職活動で評価されるポイント

企業が重視する情報処理検定のレベル
企業が求める情報処理検定のレベルは、職種や業界によって大きく異なります。
一般事務職では、日本情報処理検定協会の2級以上や全商の2級以上が評価される傾向があります。
IT企業や技術系企業では、国家試験である基本情報技術者試験以上が求められることが多いです。
最低でも3級以上を取得していれば、基本的なパソコンスキルの証明になります。
ただし、1級や上位資格を持っていれば、より専門的なスキルをアピールでき、他の応募者との差別化につながります。
資格取得時期が最近であれば、継続的な学習意欲も評価されます。
業界別で有利になる検定の種類
応募する業界や職種によって、有利となる検定の種類が異なります。
業界別の有利な検定:
- 一般企業の事務職:日本情報処理検定協会の表計算検定、全商のビジネス文書実務検定
- IT企業・システム開発:情報処理技術者試験(基本情報技術者以上)、全工協の情報技術検定1級
- Web制作・デザイン:ホームページ作成検定、Webデザイン技能検定
- 製造業の技術職:全工協のパソコン利用技術検定、情報技術検定
自分が目指す業界に合わせて、適切な検定を取得することが重要です。
複数の関連資格を持っていれば、より専門性の高さをアピールできます。
求人情報の「必要な資格」欄をチェックして、企業が求める資格を事前に確認しましょう。
資格欄への記載で差をつけるコツ
資格欄の記載方法を工夫することで、採用担当者の目に留まりやすくなります。
差をつけるコツ:
- 応募職種に最も関連性の高い資格を上位に記載する
- 複数の関連資格をまとめて記載し、専門性をアピールする
- 高度な資格から記載して、スキルレベルを強調する
- 取得年月が新しい資格は、継続的な学習意欲の証明になる
- 資格の正式名称を正確に記載し、信頼性を高める
職務経歴書や面接では、資格取得の動機や学んだ内容を具体的に説明できるように準備しましょう。
単に資格を取得しただけでなく、その知識をどう業務に活かせるかを伝えることが大切です。
資格取得のプロセスで得た問題解決能力や学習姿勢もアピールポイントになります。
まとめ
この記事で解説した情報処理検定の正式名称と履歴書への記載方法のポイントをまとめます。
- 情報処理検定には複数の種類があり、主催団体によって正式名称が異なる
- 履歴書には必ず主催団体名を含めた正式名称を記載する必要がある
- 級や部門、取得年月日も正確に記載することが重要である
- 日本情報処理検定協会、全商、全工協など、各団体の検定には異なる特徴がある
- 国家試験である情報処理技術者試験は最も高く評価される資格の一つである
- 業界や職種によって有利となる検定の種類が異なる
- 応募する職種に合わせて適切な資格を取得・記載することで差別化できる
- 資格欄の記載方法を工夫することで採用担当者の印象が向上する
情報処理検定は、あなたのパソコンスキルや専門知識を証明する大切な資格です。正式名称を正確に記載し、自信を持って就職活動に臨んでください。継続的な学習と資格取得で、さらなるキャリアアップを目指していきましょう。
関連サイト
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)
