あなたは「アルバイトの履歴書で在学中の学歴をどう書けばいいのかわからない」と悩んだことはありませんか?結論、アルバイト応募では学歴欄に「在学中」と記載するのが正しい方法です。この記事を読むことで最終学歴が在学中の場合の正しい書き方や、よくある間違いを防ぐ方法がわかるようになりますよ。ぜひ最後まで読んでください。
1.最終学歴が在学中の場合のアルバイト履歴書の基本

「在学中」と「卒業見込み」の違いとは
履歴書の学歴欄に記載する言葉として、「在学中」と「卒業見込み」がありますが、この2つには明確な違いがあります。
「在学中」は、現時点で学校に籍を置いて学んでいる状態を表す言葉です。
アルバイトやインターンシップの応募時に使用します。
一方、「卒業見込み」は、卒業に必要な単位をほぼ取り終えており、企業が提示する入社日までに確実に卒業できる場合に使用する表現です。
主に新卒の就職活動で使われる言葉で、卒業が確定していることを前提としています。
つまり、アルバイトに応募する場合は卒業を前提としないため「在学中」を、正社員として就職活動をする場合は「卒業見込み」を使い分ける必要があります。
アルバイト履歴書では「在学中」と記載する理由
アルバイトの履歴書では「卒業見込み」ではなく「在学中」と記載するのが一般的です。
その理由は、アルバイトは卒業を前提に採用するわけではないからです。
就職活動では入社日までに卒業することが採用の条件となりますが、アルバイトは在学中から働き始め、卒業後も継続する場合もあれば、在学中のみ働く場合もあります。
採用担当者は「この人は今学生なんだな」という現在の状況を把握することが重要なので、「在学中」という表現が適切なのです。
また、「卒業見込み」と書いてしまうと、卒業後すぐに辞めてしまうのではないかと誤解される可能性もあります。
アルバイトでは現在の学生としての立場を明確に伝えるために「在学中」を使いましょう。
最終学歴の定義と在学中の扱い方
最終学歴とは、「最後に卒業した学校」ではなく、「これまで通った中で、最も教育水準が高い学校」を指します。
在学中の学校が学歴の中で最も高い場合、その学校が最終学歴となります。
ただし、在学中は正式に卒業したわけではないため、必ず「在学中」や「卒業見込み」と記載する必要があります。
教育水準の高さは、大学院→大学→高等専門学校・専門学校・短期大学→高校の順になります。
例えば、高校卒業後に専門学校に入学した場合、卒業していなくても専門学校が最終学歴です。
また、大学卒業後に専門学校に進学している場合は、教育水準が高い大学が最終学歴となり、専門学校のほうがあとに卒業していても「大学卒業」が最終学歴になります。
履歴書の学歴欄に記載する範囲
アルバイトの履歴書に記載する学歴の範囲には、決まったルールがあります。
高校生や大学生などの学生の場合、中学校卒業から記載するのが一般的です。
小学校の記載は省略して構いません。
一方、社会人が履歴書を書く場合は、最終学歴の1つ前の卒業から記載します。
例えば、最終学歴が大学卒業であれば高校卒業から、最終学歴が高校卒業であれば中学校卒業から記載することになります。
学歴欄のスペースに余裕があれば小学校から記載しても問題ありませんが、スペースが限られている場合は上記の範囲で記載すれば十分です。
学歴欄には空白を作らないよう、適切な範囲で記載しましょう。
2.在学中の学歴の正しい記入方法

高校在学中の学歴欄の書き方
高校在学中の場合、履歴書の学歴欄は中学校卒業から記載します。
まず1行目の中央に「学歴」と記入し、2行目から具体的な学歴を書いていきます。
中学校は「○○市立○○中学校 卒業」と1行で記載すれば問題ありません。
次に高校の入学を記載し、その下の行に「○○県立○○高等学校 在学中」または「現在、○○高等学校 第○学年 在学中」と記載します。
学年を入れることで、より具体的に現在の状況を伝えることができます。
高校3年生で卒業予定の場合でも、アルバイト応募では「卒業見込み」ではなく「在学中」と記載するのが正しい方法です。
入学年月と現在の状況をそれぞれ別の行に分けて記載することがポイントです。
大学在学中の学歴欄の書き方
大学在学中の場合は、高校卒業から記載します。
高校は「○○県立○○高等学校 卒業」と記載し、次に大学の入学年月と学校名を記入します。
大学の場合は、学部・学科・専攻まで正式名称で記載することが重要です。
例えば「○○大学 ○○学部 ○○学科 入学」と記載し、その下の行に「○○大学 ○○学部 ○○学科 在学中」または「現在、○○大学 ○○学部 ○○学科 第○学年 在学中」と記載します。
学科やコース名まで詳しく書くことで、採用担当者にどのような分野を学んでいるのかが伝わります。
ゼミや研究テーマが応募するアルバイトに関連する場合は、学歴欄に記載することで評価につながる可能性もあります。
専門学校在学中の学歴欄の書き方
専門学校在学中の場合も、基本的な記載方法は大学と同じです。
高校卒業から記載を始め、専門学校の入学年月と学校名を記入します。
専門学校の場合は「○○専門学校 ○○学科 入学」と記載し、次の行に「○○専門学校 ○○学科 在学中」と記載します。
専門学校は学科名や専攻によって学ぶ内容が大きく異なるため、必ず学科名まで省略せずに記載しましょう。
例えば「東京○○専門学校 外国語学部 英語科 在学中」というように、詳細に記載することが大切です。
専攻や取得を目指している資格があれば、志望動機や自己PR欄で補足するとより効果的です。
学校名は正式名称で記載する
履歴書の学歴欄では、学校名を略さずに正式名称で記載することが基本ルールです。
「高校」ではなく「高等学校」、「短大」ではなく「短期大学」と正式名称で書きましょう。
また、都道府県名や市区町村名、公立・私立の区別も省略せずに記載する必要があります。
例えば「東京都渋谷区立○○高等学校」「○○県立○○高等学校」「私立○○高等学校」というように、正式名称を確認して記載します。
正式名称がわからない場合は、生徒手帳や学校の公式ホームページで確認しましょう。
略称や通称で記載すると、ビジネスマナーが身についていないと判断される可能性があります。
丁寧に正式名称で記載することで、真摯な姿勢が伝わります。
西暦と和暦の統一ルール
履歴書全体で年号の表記方法を統一することは、非常に重要なマナーです。
西暦(2025年など)でも和暦(令和7年など)でも、どちらを使用しても構いませんが、履歴書内で混在させてはいけません。
学歴欄で西暦を使ったら、職歴欄や資格欄、日付欄なども全て西暦で統一します。
和暦を使う場合は「令和」「平成」などを省略せず、きちんと記載しましょう。
「R.7」や「H.30」のように省略すると、あまり良い印象を与えません。
年号の統一ができていないと、注意力が足りないと判断されたり、学歴詐称を疑われたりする可能性もあります。
記入前に履歴書全体で西暦か和暦かを決めてから、一貫して記載するように心がけましょう。
3.特殊なケース別の学歴の書き方

留年している場合の記載方法
留年している場合でも、履歴書の学歴欄に「留年」と記載する必要はありません。
入学年月と卒業年月(または在学中の状況)を正確に記載すれば、採用担当者は入学と卒業の期間から留年の有無を推測できます。
例えば、大学に5年在籍している場合、入学年月と現在が第5学年在学中であることを記載すれば十分です。
重要なのは、事実の入学年月と現在の状況を正確に記載することです。
嘘をついたり、留年を隠そうとして入学年月を変更したりすると、学歴詐称になる可能性があります。
面接で留年の理由を聞かれた場合に備えて、前向きな説明ができるよう準備しておきましょう。
留年経験があっても、その経験から学んだことや成長したことを伝えられれば、マイナスにはなりません。
休学中または復学後の記載方法
休学した経験がある場合は、休学と復学の年月を明記することが重要です。
休学期間を記載しないと、空白期間が生まれて採用担当者が経歴を正確に理解できません。
「令和○年○月 ○○大学○○学部○○学科 休学」「令和○年○月 ○○大学○○学部○○学科 復学」というように記載します。
可能であれば、休学の理由も簡潔に補足するとより丁寧です。
例えば「家庭の事情により休学」「留学のため休学」などと記載すれば、採用担当者も状況を理解しやすくなります。
現在休学中の場合は「現在、○○大学○○学部○○学科 第○学年 休学中」と記載しましょう。
休学経験は決してマイナスではなく、その期間に何を学んだかを伝えることで、むしろプラスの評価につながることもあります。
転校・転入した場合の記載方法
転校や転入の経験がある場合は、その経緯を時系列で明確に記載します。
入学した学校名を記載した後、転校・転入した年月と転入先の学校名を記載し、学校名の後に「転入学」と併記します。
例えば以下のように記載します。
「令和○年4月 ○○高等学校 入学」
「令和○年10月 △△高等学校 転入学」
「令和○年3月 △△高等学校 卒業」
転校の事実を隠したり省略したりせず、正直に記載することが大切です。
転校理由を聞かれた場合に備えて、簡潔に説明できるよう準備しておきましょう。
家庭の事情による引っ越しや、より専門的な学びを求めての転校など、前向きな理由を伝えられれば問題ありません。
学校名が変更になった場合の対処法
在学中や卒業後に学校名が変更になった場合、変更時期によって書き方が異なります。
在学中に学校名が変更された場合は、入学時の学校名を記載した後、カッコ内に変更後の学校名を記入し、卒業には変更後の学校名を記載します。
例:「令和○年4月 ○○高等学校(現△△高等学校) 入学」「令和○年3月 △△高等学校 卒業」
卒業後に学校名が変更された場合は、在籍当時の学校名を記載し、その横にカッコ書きで現在の名称を記入します。
例:「令和○年3月 ○○高等学校(現△△高等学校) 卒業」
学校の統廃合や名称変更は珍しくないため、正しく記載すれば特に問題はありません。
現在の学校名を補足することで、採用担当者が学校を特定しやすくなります。
浪人経験がある場合の扱い方
浪人経験がある場合、履歴書の学歴欄に「浪人」と記載する必要はありません。
高校卒業年月と大学入学年月を見れば、浪人したことは自然に理解されます。
例えば、高校を令和5年3月に卒業し、大学に令和6年4月に入学していれば、1年間の浪人期間があることがわかります。
浪人中に予備校に通っていた場合でも、予備校名を学歴欄に記載する必要はありません。
予備校は学校法人として認められていないため、学歴には含まれないのです。
浪人は決して恥ずかしいことではなく、その期間に努力したことや学んだことがあれば、面接で前向きに伝えれば問題ありません。
学歴欄では入学と卒業の年月を正確に記載することだけに集中しましょう。
4.履歴書学歴欄でよくある間違いと注意点

学校名を略称で書いてしまう間違い
履歴書の学歴欄で最も多い間違いの1つが、学校名を略称で書いてしまうことです。
「○○高校」「○○短大」「私立○○」「都立○○」などの略称は使用してはいけません。
正式名称は「○○高等学校」「○○短期大学」「私立○○高等学校」「東京都立○○高等学校」です。
地元での通称や仲間内で呼んでいた呼び方で記載することも避けましょう。
自分たちは理解できても、履歴書を読む採用担当者がわからないこともあります。
大学の場合は「○○大学大学院」「○○研究科」「○○専攻」「博士課程」なども省略せずに記載します。
読み手のことを考えて、正式名称で記載することを心がけましょう。
入学年と卒業年の食い違いに注意
入学年と卒業年に食い違いがあると、留年や休学を疑われたり、注意力が足りないという印象を持たれたりします。
記入前に必ず入学・卒業年度の早見表などで確認し、正確な年月を記載しましょう。
西暦と和暦の変換ミスも多いので、特に注意が必要です。
例えば、平成31年は4月30日までで、5月1日からは令和元年になります。
このような年号の変わり目に入学や卒業した場合は、特に慎重に確認しましょう。
また、入学と卒業の年月が1行ずつ正しく記載されているか、同じ学校の入学と卒業が対応しているかもチェックしてください。
履歴書を提出する前に、家族や友人に確認してもらうのも有効な方法です。
学歴詐称にならないための確認ポイント
学歴詐称は、たとえ故意でなくても解雇や採用取り消しにつながる重大な問題です。
事実と異なる内容を記載することは絶対に避けなければなりません。
特に注意すべきポイントは以下の通りです。
・入学・卒業年月を正確に記載する
・学校名、学部、学科を正式名称で記載する
・中退した場合は「中途退学」と正直に記載する
・卒業していない学校を「卒業」と書かない
・実際には通っていない学校を記載しない
少しでも良く見せようとして学歴を盛ったり、嘘をついたりすることは、後々大きな問題になります。
履歴書を提出する前に、学生証や卒業証明書などで学校名や年月を確認しましょう。
空欄を作らない工夫
履歴書の学歴欄に空白が多いと、採用担当者に「この期間で何をしていたのだろう」と疑問を持たれる可能性があります。
適切な範囲で学歴を記載し、空白を最小限にする工夫が必要です。
該当する学歴がない項目は、空欄にせず「なし」と記入することがマナーです。
例えば、職歴がない学生の場合は、学歴の後に1行空けて中央に「職歴」と記入し、次の行に「なし」と記載します。
学歴欄のスペースに余裕がある場合は、中学校卒業から記載することで空白を埋めることができます。
また、在学中で卒業していない場合でも「○○学校(学部・学科名) 在学中」と記入することで空白を避けられます。
履歴書にはできるだけ空欄を作らず、最大限情報を埋めることが印象を良くするコツです。
誤字脱字が与える悪印象
誤字脱字は、履歴書全体の印象を大きく損なう原因になります。
特に学校名や学科名の漢字を間違えると、「自分の学校名も正しく書けないのか」と思われてしまいます。
手書きで履歴書を作成する場合は、書き間違えたら最初から書き直すのが基本です。
修正液や修正テープの使用は厳禁です。
パソコンで作成する場合も、変換ミスがないか十分に確認しましょう。
提出前のチェックポイントは以下の通りです。
・学校名、学部、学科の漢字が正しいか
・入学、卒業、在学中などの表記が正しいか
・西暦・和暦の統一ができているか
・「。」や「、」などの不要な句読点がないか
履歴書を提出する前に、声に出して読み上げることで誤字脱字に気づきやすくなります。
細かい部分まで丁寧に確認する姿勢が、採用担当者への誠実さを示します。
まとめ
最終学歴が在学中の場合のアルバイト履歴書について、重要なポイントをまとめます。
- アルバイト応募では「卒業見込み」ではなく「在学中」と記載するのが正しい
- 「在学中」は現在学校に籍がある状態を表し、「卒業見込み」は就職活動で使用する言葉である
- 最終学歴とは「最も教育水準が高い学校」を指し、在学中でも最終学歴として記載できる
- 学生は中学校卒業から、社会人は最終学歴の1つ前から学歴を記載する
- 学校名は「高等学校」「短期大学」など正式名称で記載し、都道府県名や公立・私立も省略しない
- 西暦と和暦は履歴書全体で統一し、混在させてはいけない
- 留年や浪人は「留年」「浪人」と記載する必要はなく、入学・卒業年月を正確に書けば十分
- 休学や転校の経験がある場合は、その事実を隠さず時系列で明確に記載する
- 学歴詐称は重大な問題になるため、事実と異なる内容を記載してはいけない
- 空欄を作らず、誤字脱字に注意して丁寧に記載することが好印象につながる
履歴書の学歴欄は、あなたの経歴を正確に伝える重要な部分です。この記事で紹介したポイントを押さえて、自信を持ってアルバイトに応募してください。正しい書き方を身につければ、採用担当者に誠実な印象を与えることができますよ。
関連サイト
厚生労働省 履歴書作成
