あなたは「給料日の25日って何時に振り込まれるんだろう」と疑問に思ったことはありませんか?結論、給料の振込時間は会社の手続き方法と銀行によって異なります。この記事を読むことで給料日25日の振込時間のパターンや、振り込まれていない時の対処法がわかるようになりますよ。ぜひ最後まで読んでください。
Contents
1.給料日25日の振込時間の基本

給料が振り込まれる時間は何時が一般的?
給料が口座に振り込まれる時間は、午前0時、午前9時、銀行営業時間内の3つのパターンに大きく分かれます。
最も多いのは、給料日当日の午前0時に振り込まれるケースです。
これは企業が事前に銀行へ振込予約をしており、給料日の日付が変わると同時に口座へ反映される仕組みになっています。
次に多いのが、銀行の営業開始時刻である午前9時前後に振り込まれるパターンです。
こちらも事前手続きが完了している場合で、銀行のシステムが営業時間とともに処理を開始します。
労働基準監督署の指導は午前10時まで
労働基準監督署は、企業に対して「給料日の午前10時頃までに引き出せるようにする」という指導を行っています。
ただし、これはあくまで行政指導であり、法律で明確に定められているわけではありません。
そのため、午前10時を過ぎて振り込まれたとしても、給料日当日中であれば罰則はありません。
多くの企業がこの指導に従って、従業員が朝から給料を引き出せるように配慮しています。
給料日の朝に支払いや引き落としがある場合でも、午前10時までには対応できるように設定されているのが一般的です。
法律で給料の振込時間は決まっているのか
労働基準法第24条では、賃金の支払いについて「毎月一回以上、一定の期日を定めて支払わなければならない」と定められています。
しかし、具体的な振込時間については法律で規定されていません。
つまり、給料日当日中に振り込まれていれば、何時であっても法律違反にはならないということです。
午前0時でも、午後3時でも、給料日の23時59分でも、その日のうちに支払われれば問題ありません。
ただし、銀行のシステムトラブルなど正当な理由がない限り、給料日を過ぎての支払いは違法となります。
午前0時・午前9時・営業時間内の3つのパターン
給料の振込時間には主に3つのパターンがあります。
パターン1:午前0時(深夜0時)
大企業や給与システムを導入している会社に多いパターンです。
事前に振込予約が完了しているため、日付が変わった瞬間に口座へ反映されます。
24時間対応のATMやネットバンキングなら、すぐに引き出しが可能です。
パターン2:午前9時前後
銀行の営業開始時刻に合わせて振り込まれるパターンです。
事前手続きは完了しているものの、銀行のシステム処理が営業時間に行われます。
午前7時に反映される銀行もあれば、午前9時以降になる場合もあります。
パターン3:銀行営業時間内(午後になることも)
中小企業や個人事業主に多く、給料日当日に窓口で振込手続きをする場合です。
手続きのタイミングや混雑状況によって、午後になることもあります。
15時以降の手続きになると、翌営業日の反映になる可能性もあります。
2.銀行別の振込時間と反映タイミング

メガバンクの振込反映時間
三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行などのメガバンクでは、24時間365日対応の全銀システムを活用しています。
企業が事前に振込予約を完了していれば、給料日の午前0時には口座に反映されることが一般的です。
メガバンク同士の振込であれば、ほぼリアルタイムで処理が完了します。
ただし、受取側の銀行のシステムメンテナンス時間帯は、反映が遅れる場合があります。
各銀行の公式サイトでメンテナンス時間を確認しておくと安心です。
地方銀行とネット銀行の違い
地方銀行の場合、全銀システムに対応していても、独自のシステム処理時間がある場合があります。
午前0時に振込データが届いていても、実際の口座反映は午前7時から9時頃になることがあります。
一方、楽天銀行、PayPay銀行、住信SBIネット銀行などのネット銀行は、24時間リアルタイム処理が基本です。
ネット銀行を給与口座にしている場合、午前0時には確実に引き出せる状態になっていることが多いです。
ただし、振込元の企業の手続きタイミングによって変わるため、一概には言えません。
24時間365日対応の全銀システムとは
2018年10月から、全国銀行データ通信システム(全銀システム)が24時間365日稼働するようになりました。
これにより、平日の営業時間外や土日祝日でも、銀行間の振込処理が可能になっています。
従来は平日の15時以降や休日の振込は翌営業日扱いでしたが、現在は即座に処理されます。
このシステムのおかげで、給料日が土日でも前営業日にスムーズに振り込まれるようになりました。
ただし、すべての金融機関が完全対応しているわけではないため、一部遅れが生じる場合もあります。
同じ銀行間と他行間の振込の違い
同じ銀行内での振込(同一金融機関内)は、処理が最も速く反映されます。
例えば、三菱UFJ銀行から三菱UFJ銀行への給与振込なら、午前0時にほぼ確実に反映されます。
他行間の振込(異なる金融機関間)では、全銀システムを経由するため、若干の時間差が生じることがあります。
それでも現在は24時間365日対応なので、大きな遅れはありません。
ただし、マイナーな金融機関や信用金庫の場合、システム対応状況によって反映時間が異なる場合があります。
3.会社の規模や手続き方法による振込時間の違い

大企業は給料日の午前0時に振り込まれることが多い理由
大企業では従業員数が多いため、給与振込システムや総合振込サービスを利用しています。
このシステムでは、給料日の数日前(通常2〜3営業日前)までに振込データを銀行へ送信します。
銀行側は受け取ったデータをもとに、給料日の午前0時に一斉に振込処理を実行します。
これにより、数百人、数千人の従業員に対しても、正確かつ迅速に給料を支払うことができます。
システム化されているため、ヒューマンエラーも少なく、確実に午前0時に反映されるのです。
中小企業や個人事業主の振込タイミング
従業員が数名から数十名程度の中小企業や個人事業主の場合、経理担当者が給料日当日に手続きすることがあります。
銀行の窓口やATM、インターネットバンキングで直接振込操作を行うケースです。
この場合、振込手続きが完了してから実際に口座に反映されるまでに時間がかかります。
午前中に手続きをすれば、午後には反映されることが多いですが、15時以降になると翌営業日扱いになる可能性があります。
また、給料日当日が繁忙期と重なると、手続きが遅れることもあるため、午前10時を過ぎることもあります。
給与振込予約システムを使っている場合
給与振込予約システムとは、振込日を事前に指定して予約できる銀行のサービスです。
このシステムを利用している企業では、給料日の数日前に手続きが完了しています。
予約された振込は、指定日の午前0時に自動的に処理されます。
従業員にとっては、確実に給料日の深夜0時から引き出せるため、最も便利なパターンです。
多くの企業がこのシステムを導入しており、振込忘れや遅延のリスクを減らしています。
給料日当日に窓口で振り込む場合の注意点
小規模な会社では、経理担当者が給料日当日に銀行窓口まで足を運んで振込手続きをすることがあります。
銀行の窓口は通常、平日の9時から15時までしか営業していません。
そのため、午前9時に窓口に行っても、手続きと処理に時間がかかり、実際の反映は午前10時以降になることが多いです。
また、給料日が月末や繁忙期と重なると、窓口が混雑して処理がさらに遅れる可能性があります。
15時ギリギリに手続きをすると、当日中の反映が間に合わず、翌営業日になるリスクもあります。
このような会社では、給料が振り込まれるのは給料日の午後になることを想定しておくべきです。
4.給料日25日が土日祝日の場合の対応

一般的には前営業日に振り込まれる
給料日が土曜日、日曜日、祝日に当たった場合、多くの企業は前営業日に振り込みます。
例えば、25日が土曜日なら24日の金曜日に、25日が月曜祝日なら前週の金曜日に振り込まれます。
これは、労働基準監督署の「給料日の午前10時までに引き出せるように」という指導に従うためです。
休日は銀行のATMが限定的にしか稼働していないため、従業員の利便性を考慮しています。
前倒しで支払われるため、従業員にとっては嬉しい対応と言えます。
翌営業日になるケースもある
ただし、一部の企業では給料日が休日の場合、翌営業日に振り込む規定を設けていることがあります。
例えば、25日が土曜日の場合、27日の月曜日に振り込まれるケースです。
これは労働基準法上、休日明けの支払いでも違法ではないためです。
ただし、給料日が月末(30日や31日)の場合は、翌月への繰り越しはできません。
月末が休日なら、必ず前営業日に支払わなければならないというルールがあります。
就業規則で確認すべきポイント
給料日が休日の場合の取り扱いは、就業規則や雇用契約書に明記されています。
入社時に受け取った書類を確認するか、人事部や総務部に問い合わせましょう。
多くの就業規則には、「給料日が休日の場合は前営業日に支払う」と記載されています。
逆に「翌営業日に支払う」となっている場合は、週末の資金繰りに注意が必要です。
初めて給料日が休日に当たる月の前に、必ず確認しておくことをおすすめします。
5.給料が振り込まれていない時の確認方法

まず確認すべき3つのこと
給料日なのに口座に振り込まれていない場合、まず以下の3点を確認してください。
1. 時刻の確認
午前10時前であれば、まだ振り込まれていない可能性があります。
特に中小企業の場合、午前中に振り込まれることがあるため、午前10時まで待ってみましょう。
2. 口座情報の確認
給与振込先の口座番号に間違いがないか、再確認してください。
特に最近口座を変更した場合、会社への届出が反映されていない可能性があります。
3. 銀行のシステムメンテナンス
銀行のシステムメンテナンス中は、口座残高の表示が更新されないことがあります。
各銀行の公式サイトでメンテナンス情報を確認してください。
午前10時を過ぎても振り込まれていない場合
午前10時を過ぎても給料が振り込まれていない場合は、会社の経理担当者に連絡しましょう。
考えられる原因としては、以下のようなケースがあります。
- 振込データに不備があり、銀行から差し戻された
- 経理担当者の手続きミスや忘れ
- 銀行のシステムトラブル
- 繁忙期で処理が遅れている
多くの場合、単純な事務処理の遅れであり、午後には解決することがほとんどです。
ただし、給料日の15時を過ぎても振り込まれない場合は、翌営業日になる可能性があります。
会社の経理担当者への問い合わせ方
経理担当者へ問い合わせる際は、感情的にならず冷静に状況を伝えることが大切です。
「本日が給料日ですが、午前10時を過ぎても口座に振り込みが確認できません。状況を教えていただけますか」と丁寧に尋ねましょう。
多くの場合、担当者もすぐに確認して対応してくれます。
もし担当者が不在の場合は、上司や人事部に連絡して状況を説明してください。
電話だけでなく、メールやチャットでも記録に残る形で問い合わせることをおすすめします。
銀行のシステムトラブルの可能性
まれに、銀行側のシステムトラブルで振込が遅れることがあります。
2024年にも複数の銀行でシステム障害が発生し、振込処理が遅延した事例があります。
このような場合、会社側には責任がなく、銀行側の復旧を待つしかありません。
銀行の公式サイトやニュースで、システム障害の情報が出ていないか確認してください。
大規模なシステム障害の場合、銀行から正式なアナウンスが出ることが多いです。
6.給料未払いへの対処法

給料日を過ぎても振り込まれない場合は違法
給料日を過ぎても給料が支払われない場合、労働基準法第24条違反にあたります。
労働基準法では「賃金は、毎月一回以上、一定の期日を定めて支払わなければならない」と定められています。
正当な理由なく給料日に支払わないことは、明確な法律違反です。
まずは会社に対して、いつまでに支払われるのかを書面やメールで確認しましょう。
口頭だけでなく、記録に残る形でやり取りすることが重要です。
労働基準監督署への相談方法
会社に問い合わせても解決しない場合、労働基準監督署へ相談してください。
労働基準監督署は、全国の主要都市に設置されている厚生労働省の出先機関です。
相談は無料で、匿名でも受け付けてもらえます。
相談する際は、以下の情報を準備しておくとスムーズです。
- 雇用契約書や就業規則のコピー
- 給与明細のコピー(過去分も含む)
- 会社とのやり取りの記録(メール、メモなど)
- 未払い期間と金額の詳細
労働基準監督署は、会社に対して指導や勧告を行う権限を持っています。
悪質な場合は、企業名の公表や刑事罰の対象にもなります。
未払賃金立替払制度とは
会社が倒産して給料が支払われない場合、未払賃金立替払制度を利用できる可能性があります。
これは、独立行政法人労働者健康安全機構が、倒産した企業に代わって未払い賃金の一部を立て替えて支払う制度です。
対象となるのは、以下の条件を満たす場合です。
- 企業が倒産したこと(破産、民事再生など)
- 未払い賃金があること
- 倒産の6ヶ月前から2年以内に退職していること
立替払いの上限額は、年齢に応じて88万円から296万円までと定められています。
詳しくは、最寄りの労働基準監督署または労働者健康安全機構に相談してください。
まとめ
給料日25日の振込時間についてまとめます。
- 給料の振込時間は午前0時、午前9時、営業時間内の3パターンがある
- 労働基準監督署は午前10時までに引き出せるよう指導しているが法的拘束力はない
- 大企業は事前予約システムで午前0時に振り込むことが多い
- 中小企業は給料日当日に手続きするため午後になることもある
- 銀行によって反映時間が異なり、ネット銀行は午前0時反映が基本
- 給料日が土日祝日の場合、一般的には前営業日に振り込まれる
- 午前10時を過ぎても振り込まれていない場合は会社に確認する
- 給料日を過ぎても支払われない場合は労働基準法違反
- 悪質な未払いには労働基準監督署への相談が有効
- 倒産時には未払賃金立替払制度の利用を検討する
給料の振込時間は会社や銀行によって異なりますが、多くの場合、給料日の朝には引き出せる状態になっています。もし振り込まれていない場合でも、慌てずに確認手順を踏んでいけば解決できることがほとんどです。安心して給料日を迎えられるよう、この記事の情報を役立ててください。
関連サイト
厚生労働省 労働基準行政:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/index.html
