あなたは「やめる」を英語でどう言えばいいのか迷ったことはありませんか?
結論、状況によってquit・stop・give upなどを正しく使い分けることが大切です。
この記事を読むことで、仕事・習慣・人間関係など場面別に自然な「やめる」の英語表現がわかるようになりますよ。
ぜひ最後まで読んでください。
1.「やめる」を表す基本の英語表現一覧

quitとstopの違いと使い分け
quitとstopは、どちらも日本語の「やめる」に対応しますが、ニュアンスには明確な違いがあります。
quitは「習慣や仕事など、ある状態を完全に終わらせる」という意味合いが強い単語です。
一方でstopは「今行っている動作を止める」という、より広い範囲で使える単語です。
たとえば、タバコを完全にやめる場合は「quit smoking」が自然ですが、今この瞬間うるさくしているのをやめてほしい場合は「stop talking」のように使います。
この2語の使い分けを誤ると、ネイティブには少し不自然に聞こえることがあるため注意が必要です。
| 単語 | ニュアンス | 例文 |
|---|---|---|
| quit | 習慣・仕事などを完全にやめる | I quit my job. |
| stop | 今の動作・行為を止める | Stop running. |
give upが持つニュアンスと使う場面
give upは「あきらめる」という意味合いを強く持つ表現です。
単に行動をやめるのではなく、努力や目標を断念するというネガティブな心情が含まれることが多いです。
たとえば「I gave up learning piano」は、ピアノの練習を諦めてやめたというイメージを伝えます。
そのため、ポジティブな理由でやめる場合にgive upを使うと、誤解を与える可能性があるので気をつけましょう。
quitting/stopping/giving upの文法的な使い方
これらの単語の多くは、後ろに動詞を置く場合動名詞(ing形)を取るという共通点があります。
たとえば「quit smoking」「stop drinking」「give up trying」のように、いずれも動詞+ingの形になります。
不定詞(to do)を続けてしまうミスは英語学習者によく見られるため、この文法ルールはしっかり覚えておきましょう。
- quit + ing(例:quit drinking)
- stop + ing(例:stop eating)
- give up + ing(例:give up smoking)
口語でよく使われる「やめる」のスラング表現
日常会話やカジュアルな場面では、より口語的な表現が使われることもあります。
たとえば「knock it off」は「やめろ」という強めのニュアンスを持つフレーズで、友人同士のラフな会話で使われます。
また「cut it out」も同様に「やめなよ」というカジュアルな注意の表現としてよく使われます。
これらはビジネスシーンには不向きですが、ネイティブとの自然な会話を目指すなら覚えておくと役立つ表現です。
2.シーン別「やめる」の英語フレーズ

仕事や会社を辞めるときの英語表現
仕事を辞める場合は、quitのほかにresignやleave one’s jobという表現もよく使われます。
resignはやや形式的な表現で、ビジネスメールや正式な退職の場面に適しています。
一方でquitはカジュアルな場面でも使える便利な単語です。
- I quit my job last month.
- I decided to resign from the company.
- She left her job to start a new business.
習慣・癖をやめるときの英語表現
タバコ・お菓子・夜更かしなど、習慣をやめる場合はquitやgive upが基本となります。
「break a habit」という表現も、習慣を断ち切るという意味でよく使われる便利な言い回しです。
たとえば「I want to break my habit of biting my nails」のように使えます。
恋愛関係をやめる・別れるときの英語表現
恋愛関係を終わらせる場合は、break up withという表現が最も一般的です。
「I broke up with my boyfriend」のように使い、日本語の「彼と別れた」に近い意味になります。
なお、quitやstopを恋愛関係の終了に直接使うことはあまりないため、break upを覚えておくと安心です。
タバコ・お酒など健康に関わることをやめる英語表現
健康に関わる習慣をやめる場合は、quit smokingやquit drinkingという表現が定番です。
医療機関や禁煙外来などの公的な文書でも、これらの表現が広く使われています。
また「cut back on」という表現は「徐々に減らす」という意味で、完全にやめる前の段階を表すのに便利です。
- quit smoking(禁煙する)
- quit drinking(禁酒する)
- cut back on sugar(糖分を減らす)
ゲームやSNSなど特定の行動をやめる英語表現
最近では、ゲームやSNSをやめるという文脈での英語表現も注目されています。
この場合はquitやstop usingが自然で、「I quit playing video games」「I stopped using social media」のように使います。
デジタルデトックスという文脈で、こうした表現を使う機会は今後さらに増えていくと考えられます。
3.「やめる」を使った例文とフレーズ集

ビジネスメールで使える「退職する」の例文
ビジネスシーンでは、丁寧で形式的な表現を選ぶことが大切です。
退職の意思を伝える際は、resignやleaveを使った表現が適しています。
- I would like to inform you that I have decided to resign from my position.
- I am writing to formally notify you of my resignation.
これらの表現は、上司や人事部への正式な連絡に適した言い回しです。
日常会話で使える「やめなよ」の言い方
友人同士のカジュアルな会話では、もっと柔らかい言い方が好まれます。
「You should stop that」や「Why don’t you give it up」など、相手を気遣うニュアンスを加えると自然です。
直接的すぎる「Stop it」だけだと強い印象を与えることもあるため、場面に応じて表現の強さを調整することが大切です。
禁煙・禁酒を伝えるときの例文
健康に関する話題は、相手の意志を尊重する言い方が好まれます。
- I’m trying to quit smoking.
- I’ve decided to give up drinking for my health.
「trying to」を加えることで、努力している過程であることを伝えられ、柔らかい印象になります。
相手に行動をやめてほしいと伝える表現
相手に行動を控えてほしいと伝える場合は、命令形だけでなく依頼の形を使うと丁寧になります。
- Could you please stop doing that?
- I’d appreciate it if you could stop.
特にビジネスやフォーマルな場面では、依頼形を使うことで関係を損なわずに伝えることができます。
4.「やめる」の英語表現でよくある疑問

quitとresignの違いは何か
quitは口語的でカジュアルな印象を与える単語です。
一方でresignは、正式な手続きを伴う退職や辞任を表すフォーマルな単語です。
そのため、履歴書やビジネス文書ではresignを使い、友人との会話ではquitを使うのが自然な使い分けです。
「やめておく」を英語でどう表現するか
「やめておく」という、控えめな辞退の意味を持つ日本語表現にはI’ll passやI’d rather notが近い表現になります。
たとえば誘いを断る際に「I’ll pass this time」と言うと、やんわりと辞退する印象を伝えられます。
「やめてください」を丁寧に伝える英語表現
丁寧に「やめてください」と伝えたい場合は、Could you please stop?やWould you mind stopping?が適しています。
直接的な「Stop it」よりも柔らかく、相手との関係を保ちながら伝えることができます。
ビジネスメールやお客様対応の場面では、特にこうした丁寧な表現を選ぶことが重要です。
ネイティブが実際に使う「やめる」の自然な言い回し
ネイティブスピーカーは、状況に応じてquit・stop・give upを自然に切り替えています。
会話の中では「knock it off」や「cut it out」といったカジュアルな表現も頻繁に登場します。
こうした表現の使い分けに慣れることで、より自然でネイティブらしい英語表現を身につけることができます。
まとめ
- quitは習慣や仕事を完全にやめる場合に使う
- stopは今行っている動作を止める場合に使う
- give upはあきらめるというネガティブなニュアンスを含む
- quit・stop・give upの後ろは動名詞(ing形)が基本
- 退職を伝える際はresignがフォーマルな表現として適している
- 恋愛関係を終わらせる場合はbreak up withを使う
- 健康に関する習慣をやめる場合はquit smoking/drinkingが定番
- 丁寧に伝えたい場合はCould you please stop?のような依頼形が効果的
- ネイティブはknock it offやcut it outなど口語表現も多用する
「やめる」という一つの日本語に対応する英語表現は数多くありますが、場面に応じて正しく選べるようになれば、あなたの英語表現はより豊かで自然なものになります。
今日学んだフレーズを少しずつ実際の会話で使ってみて、自分らしい英語表現を磨いていってください。
